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川の恵みへの感謝の気持ちを表し、ロウソク、線香、花などで美しく飾られたたくさんのクラトン(灯篭)を川に流すタイの伝統文化「ロイクラトン」。毎年陰暦12月(新暦でいう10月~11月頃)の満月の夜、タイの夜景はまさに絶景となる。
元の記事を読む→ 【2014年01月11日:Kotaku JAPAN】
タイを代表する祭りであるローイクラトン。要は収穫祭で灯籠を流すってことでしょうか。川に灯籠を流すということで、長崎の精霊流しをイメージしたのですが、ちょっと違うみたいです。元記事の写真がキレイだったので、画像を探してみました。
これが川に流す灯籠です。仏教国タイってことで蓮の花をデザインしてるんでしょうね。角型の長崎とはかなり違います。
そしてこちらが川に浮かぶ灯籠の群れです。この灯篭流しバージョンはまぁ、よくありがちというか、わざわざこれを見るためにタイまで行こうって気にはなりません。
おぉ~ってなるのはこちらのバージョンです。バナナの葉などで作った灯籠の中にろうそくを灯し、気球にして空に浮かべる。灯籠流しならぬ、灯籠飛ばしです。
ろうそくが付いているのが分かるでしょうか。これで内部の空気を温めて空に飛ばすということです。
これはキレイというか、幻想的ですよね。確かにこれは見に行ってみたいわ。
けど僕、首にヘルニアがあって上を向くと痛くなるんですよね。大丈夫かな?笑
この気球灯籠、コームローイっていうんですが、ご覧の通り大きいんです。こんなのがぽっかり浮かんでたらそりゃキレイだけど、誰もが気になるというか心配というか、落ちて火事にならないんですかね。笑
調べてみたところ、ろうそくで空気が暖められて上に上がり、ろうそくが消えて空気が冷めて落ちてくる。なので落ちてくるときにはすでにろうそくは消えているので大丈夫だそうです。
しかし、十分に暖まる前に飛ばしてしまうと、風に流されて他の灯籠とぶつかったりのはずみで灯籠自体に火が回るそうです。上の写真で白くなってるのがそれじゃないかな?
そして、低い高度で灯籠に火が移り、それが風に流されて良からぬところに不時着すると~、ってことがやはりたまにあるようです。それについてはこちらのブログに書かれてます。
この気球タイプをやっているのはタイ中部のチェンマイだそうです。いつか機会を作って見に行ってみたいと思います。